小伙伴关心的问题:柴烧•柴窑的种类——16 七輪窯と鞴焼成の実際/七轮窑和风箱的烧窑实操,本文通过数据整理汇集了柴烧•柴窑的种类——16 七輪窯と鞴焼成の実際/七轮窑和风箱的烧窑实操相关信息,下面一起看看。

柴烧•柴窑的种类——16 七輪窯と鞴焼成の実際/七轮窑和风箱的烧窑实操

1、七輪に合ったサイズの作品を用意/准备适合七轮尺寸的作品

食べ物を焼く七輪には様々な形状があります。その中でも筒形の七輪を窯として使っていきます。作品は市販の耐火粘土で湯呑みサイズのものを用意しました。

烤食物的七轮炉有各种各样的形状,我们选择筒形的七轮作为窑炉使用。烧制的作品我们选择用市贩的耐火粘土制作了茶杯大小的东西。

ロクロは使わず手びねりで成形後、2日ほどおいて削って仕上げます。そこから1週間乾燥させた状態です。耐熱・耐火粘土は1,200℃程度の耐火度があり、火が直接かかっても大丈夫です。ですのでこれを七輪窯にそのまま入れて炭の直火で焼いていきます。一般的な粘土では直火による破損の可能性があります。膨張・収縮幅の少ない耐熱・耐火粘土が直火焼成には適していると考えます。

作品不使用陶轮而是用手揉搓成形,隔两天左右将其削好放置干燥一周。耐热、耐火粘土有1200℃左右的耐火度,直接放在火上也没关系,可以直接放进七轮炉里直接用炭火烤。一般的粘土可能会因直接接触火源而损坏。膨胀、收缩幅度小的耐热、耐火粘土适合直接烧制。

今回は炭の灰かぶり作品を取りますので、ただ作品を七輪に放り込むだけです。灰がかぶらないようにするには、七輪の中にステンレスの棒を入れて土台を作ります。そして防護するための匣鉢(さや)に包んで焼けば灰をかぶりません。ステンレスの土台について興味のある方は、こちらを参考にしてみて下さい。

这次要烧一个落灰的作品,所以作品扔进七轮就可以了。如果想烧不让落灰的作品,可以在七轮里放入不锈钢棒做支撑托架。然后用匣钵遮起来烧可以了。对不锈钢的底座有兴趣的人,请参考这里。(参考页:乐烧(黑乐与赤乐的窑)待更新)

2、七輪を用意する/七轮窑的预处理

七輪は窯で使えるよう円筒状のものを用意します。七輪の素材である珪藻土(けいそうど)の質が悪いと破損する場合もあるので、外国産のものではなく国産の七輪を用意しました。余分な金具を全て外してから、穴が開いた部分に粘土を詰めて密封状態にします。粘土は市販の土で1,000℃以上の耐火度があれば問題ありません。この粘土にひびが入る事もありますが、作品ではないので穴が埋まっていれば良しとします。最終的には画像にある取手の金具も取りはずします。七輪だけの状態で焼けた炭を投入し、断熱材をかぶせて焼いていきます。

为了能用七轮炉烧窑我们选择圆筒状的。生产七轮的原料硅藻土质量参差不齐,很多容易烧坏,所以我们选择国产而不用进口的七轮。把多余的金属零件全部取下来后,在开了孔的部分填入粘土使其密封。用市贩的耐火1000℃以上的粘土就可以了。虽然这个粘土回开裂但毕竟不是作品所以也无所谓。最终,像照片上一样把把手等金属零件也取下来只剩下七轮,投入烧好的炭盖上绝热材料就可以进行烧窑了。

3、七輪窯と鞴をつないで準備する/连接风箱和七轮窑准备就绪

鞴(ふいご)は別のページで紹介した通り、鍛冶屋などで使われた昔ながらの送風機です。窯に空気を送るさいの利点はその「風圧の高さ」です。風をダラダラ送るのではなく、圧縮した勢いのある空気を送ります。風圧が高いため炭の灰はそんなに飛び散らない風力でも、窯全体に十分な空気が行き届いてくれます。逆に灰をかぶらせたい時は、取手を小刻みに前後させれば灰を意図的に巻き上げることもできます。

风箱正如另一篇文章介绍的那样是在锻造冶炼使用的传统送风机。他输送空气的好处就是“高气压”。不是拖拖拉拉地送风,而是送入有高压空气。因为风压高,即使是用炭灰不怎么飞散的风力,也能使整个窑充满空气。相反,想落上灰的时候可以将把手一点一点地前后缓缓的推拉也可以故意卷起灰。

七輪窯と鞴は図のように連結します。窯の断熱材は七輪より大きめのサイズのものですが、使いやすいサイズのものでよいと思います。同じサイズの七輪を上にかぶせて焼いてる方もいますよね。いずれにせよ、もっとも重要なことは七輪にかぶせる場合に必ず隙間がなくなるようにするという事です。隙間があると外に炎が逃げるため温度ロスにつながります。

七轮窑和风箱如图所示连接起来。炉子的绝热材料是比七轮大一点的,但是我觉得用起来方便的尺寸就可以了。也有人把同样大小的七轮盖在上面烤。不管怎么说最重要的是,盖上七轮的时候一定要确保没有缝隙。如果有间隙的话,火焰会从外面逃走,所以会导致温度损失。

4、炭火おこし/生炭火

炭は基本的に備長炭(白炭)を使います。備長炭は煙が少なく火持ちも良いので重宝します。火がつきにくい場合や、温度を一気に上げたい時などは黒炭を一時的に使います。黒炭は不純物の残った炭で、火がつきやすく燃えやすいため火持ちが悪い(はやめに燃え尽きる)といえます。買ってきた状態での炭は筒状になっているものが多いです。これを3cmほどにカットする「炭切り」の作業を行い、画像のような状態の炭を使います。これは火おこしから焼成まで使う炭ですので、ナタで均等にカットしておく必要があります。

こうすることで炭は酸素を取り込みやすくなり、個々の炭が均等に燃えるようになります。太い(もしくは長いままの)炭を投入すると、燃える部分と燃えにくい部分が出てきます。その結果、均一に焼けない・温度が上がりにくい・逆に急に燃えだして温度が急上昇するといった問題が起こります。各焼成に十分な量を確保してください。

炭一般使用备长炭(白炭)。备长炭烟少,耐火,非常方便。如果不容易点火,或者想一口气提高温度时,可以暂时使用黑炭。黑炭是残留杂的木炭,燃烧持久性较差(燃烧迅速)但容易点火。买来的木炭大多是管状的。通过切炭把这些切成3cm左右,就像图片里一样的大小。这是从生火到烧制所用的炭,所以需要用刀斧均等地切割。这样木炭容易吸收氧气,每个木炭都能均匀燃烧。投入过粗或过长的炭,燃烧时就会出现部分难以燃烧。其结果是不均匀地燃烧、温度不容易上升,或者相反突然燃烧,温度急速上升等问题。请确保切割足够支撑整个烧制过程的量。

網目の入れ物で炭に火がついたら七輪に投入します。画像のようにカセットコンロで火おこしをする場合は、必ずボンベのところを濡れタオルなどで保護してください。炭は遠赤外線の力が強いためボンベが熱で爆発することもあります。こうした怖い一面もありますが、この遠赤外線によって芯までじっくり熱が通ります。炭火は見た目より実際の熱量が高いので、十分注意しながら火をおこします。

在有网眼的容器内点燃木炭然后再摆进七轮。如图所示,用卡式炉点火时请务必用湿毛巾等保护燃气钢瓶。燃烧的炭因为远红外线辐射力量很强,所以有气瓶因热而爆炸的危险。虽然有这样恐怖的一面,但根据远红外线的热辐射从外到内是很缓慢的。另外,炭火的实际热量比看起来要高,所以要十分小心地生火。

5、窯を焼く:火床を作る/烧窑:做火床

新品の七輪には防水のためでしょうか、表面に塗料がぬってあります。この塗料は焼き飛ぶといやなにおいが出るため、事前に少しでも焼き飛ばしつつ、七輪窯の温度を上げるために窯を焼きます。これは塗料を飛ばすためと、窯を少しだけ温める程度にとどめます。七輪が温まると底に火床(ひどこ)ができて、炎が偏らず均等に焼けるようになります。時間にして20分~30分くらいで十分でしょう。1回目の焼きで塗料は全てなくなりませんが、何もしないよりは格段ににおいが少なくなります。

新的七轮为了防水表面有涂料,烧化后会有讨厌的味道,所以要事先稍微烤一下同时也是为了预热窑温。烧掉涂料和预热窑炉只需要稍微加热。七轮加热后底部会有火床,火焰不会偏斜,会均匀地燃烧。大约20分钟到30分钟就足够了。第一次烧涂料不会全部消失,但是比起什么都不做味道会少很多。

作品は湯呑みサイズ(小型)であること、耐火粘土であることから、多少温度が高くても水蒸気爆発は起こらないと判断しました。作品は十分に乾燥させてますので作品を入れてフタをします。

因为是小型作品,基本就是耐火黏土做的茶杯大小,而且作品已经十分干燥所以即使温度高也不会发生水蒸气爆炸,所以把作品放进去盖上盖子就好。

作品を入れてからは少しずつ温度を上げていきます。急激に温度を上げると作品の表面だけが焼き締まってしまいます。その結果、内部に閉じ込められた水分によって破損することもあります。今回は耐火粘土なのでやや強気で温度を上げていきました。

作品入窑后会一点点提高温度。如果温度急剧上升的话,作品的表面就会被烧焦。其结果是,会被困在内部的水分会损坏。因为这次是耐火粘土,所以稍微强势较快地提高了温度。

炎の色が暗いオレンジ色の段階ですと、窯の温度は200~300℃の低温であると判断します。温度が上がるにつれてより白っぽく透明な炎になってきます。焼成時間は窯の仮焼で20分ほど、作品を入れてから約90分かかりました。序盤は炭を少なく(3cm四方のかたまりを4~5個)します。

如果火焰的颜色是暗橙色的阶段,窑的温度就判断为200~300℃的低温。随着温度的升高,火焰会变得更白更透明。烧成时间是窑预热20分钟左右,放入作品后烧约90分钟。初期少炭(4~5个3cm四方的块儿)。

鞴(ふいご)の取手を一定間隔でゆっくり動かして、暗めのオレンジ色(推定200~300℃)からやや明るめのオレンジ色(推定800℃)まで60分程度の時間をかけます。夕焼けの空をイメージしながらゆっくり温度を上げていく感覚です。手も疲れますし段々と焦れてきますが、徐々に温度を上げていけば破損する可能性は格段に低くなります。

缓慢推拉风箱的把手移,让焰色从暗橘色(大约200~300℃)变成稍亮的橙色(大约800℃)需要60分钟左右的时间。可以想象晚霞的天空慢慢地提高温度的感觉。手会累也会慢慢失去耐心,但是慢慢地提高温度损坏的可能性会降低很多。

6、色見と推定温度/通过焰色推定温度

焼成中は鉄製のトングで作品を挟み、裏返したりして焼きの面を変えていきます。面を変えたら保温させるため断熱材にもフタをして空気を送り続けます。

炎がやや小さくなったらフタをあけて少しずつ炭を足します。一気に炭を入れると急激に温度が下がるので、序盤(はじめの60分)は燃え尽きるくらいで炭を足しながら800℃~900℃を目指します。七輪本体は炎の色が外から見えません。したがって画像のように断熱材の色と隙間の炎の色から温度を推定していきます。断熱材の全体がオレンジ色になっていることから、均一に温度が上がっていると考えます。また、隙間から覗く炎の色が明るく白味を帯びているので、約800℃~900℃の温度帯と推定します。

在烧制过程中,要用铁制的夹子夹取作品并翻转改变烤的一面。翻面后为了保温要记得把隔热材料也盖上,同时继续输送空气。火焰稍小的话,就打开盖子一点点地添炭。一下子放入炭的话温度会急剧下降,所以初期(开始的60分钟)要在基本完全燃烧后再加炭,目标是800℃~900℃。

この状態になるまで約60分かけています。800℃~900℃になると作品の素地が酸化・還元状態の影響を受け始めます。よってここからは窯の内部における酸素量の調整を行います。

从外面看不到火红的颜色,因此如图所示,要从隔热材料的颜色和间隙的火焰的颜色来推测温度。因为隔热材料的整体是橙色,所以认为温度是均匀上升的。另外,从缝隙中窥视到的火焰颜色是明亮的,带有白色的感觉,估计是800℃~900℃的温度带,到达这个状态大概需要60分钟。800℃~900℃的话作品的胎开始受到氧化・还原状态的影响。因此从这里开始进行炉内氧气量的调整。

空気が十分であれば「酸化状態」、酸素が足りなければ「還元状態」になります。鞴のスピードは序盤より早めますが一定の速度を保ちます。送る空気量を一定にして燃料(炭)の投入によって酸素量を変えていきます。

空气充足的话就是“氧化状态”,氧气不足的话就是“还原状态”。风箱的速度要比开始时要快,但要保持一定的速度,在保持输送空气量一定的情况下,通过填燃料(炭)的速度和多少来改变氧气量。

つまり炭が焼けてから投入するサイクルならば「酸化」、燃え尽きる前に投入するサイクルならば不完全燃焼により「還元」気味になります。焼きながらの撮影なので画像が撮れていません(笑)実際は還元をかけるため不純物の多い黒炭(3cm四方のもの)を5つほど追加して約30分焚き上げました。酸化状態では七輪の中で澄んだ炎がうっすらと見えます。逆に還元状態ではメラメラと炎が揺れる様子となり、窯の内圧が上がるので鞴を動かすと炎が隙間から吹き出してきます。酸化・中性・還元の状態を体験するには理想的な状態です。すぐ目の前で作品が焼かれているのです!

换而言之,如果基本烧完再投入燃料如此循环的话就是制造了“氧化氛围”;如果是在燃烧殆尽之前就投入新的燃料以此循环,则会因为不完全燃烧而制造出“还原氛围”。因为是边烧边拍摄,所以没能拍到照片。实际上,我为了还原,增加了5个杂质多的黑炭(也是3cm见方的),烧了约30分钟。在氧化状态下,可以隐约看到七轮中清澈的火焰。相反,还原状态下火焰熊熊燃烧,炉内压力上升,用风箱推拉时火焰会从缝隙中喷出。历经氧化·中性·还原的三种氛围状态,作品就要在眼前被烧熟了!

なお *** を撮るときは熱風が目に見えないので、カメラを近づけすぎないようにしてください。スマホでも同様ですがレンズが一瞬で傷むおそれがあるので注意が必要です。

另外,拍照的时候因为看不到热风,所以请不要把相机靠近太近。手机也是一样的,镜头可能一瞬间就坏了,所以需要注意。

7、窯出しと急冷/出窑与冷却

作品を直接見るとオレンジ色の作品の表面が光ってきます。かかった灰が熔けて表面にツヤが出てくるわけです。その状態を確認したら10分ほどその状態で焼き続け、鉄製のトングで作品を取り出します。

直接观察作品橙色的作品表面会发光。覆盖的落灰灰熔化后表面呈现出光泽。确认达到烧成条件后继续烧10分钟左右,用铁钳取出作品。

取り出すとすぐに作品の色が変わり始めます。画像では高台部分と口縁部がすでに黒ずんできていますね。これは温度が低くなった部分を示しています。ボディがやや黒ずんできた時点でトングで挟んで水に入れます。用意するバケツは必ず鉄製のものにします。プラ製のものは作品がちょっと触れただけでも、あっさり熔けてしまうからです。水に入れるさいの注意点としては、必ず口縁部(薄いところ)から水につけます。トングで挟んだ湯呑みで水を掬い取るようにつけると、口縁・ボディ・(厚みのある)高台部と順を追って水に浸かります。 なお、ゆっくりつけると部分的に温度変化が出て割れます。したがって上記の手順で一気に水に浸します。この急冷方法で土と灰に含まれる鉄分が黒く発色します。瀬戸黒や黒楽茶碗などもこうした「引き出し黒」と呼ばれる急冷方法を採ります。

取出后作品的颜色会马上开始变化。如图中,高台部分和口缘部已经变黑了,表示这部分温度已经降低。身体稍微发黑的时候用铁钳夹着放入水中。准备的水桶一定要铁的。因为塑料制品的话,即使只是稍微接触一下作品,也会很容易融化。做为浸水的预防措施,务必从口缘部(薄的地方)开始浸入。就像用铁钳夹茶碗舀水,依次浸泡在口缘、身体(厚壁)、高台。另外,如果是慢慢浸入话,可能会因为部分温度会发生变化而炸裂。因此要一口气快速的按照上述步骤浸入水中。用这个急冷方法,土和灰中含有的铁分会变黑,这就是濑户黑和黑乐茶碗等采用的被称为“抽屉黑”的急冷方法。

8、耐火粘土の焼き味/耐火粘土的烧味

さて耐火粘土の焼き上がりですが、普通に電気窯で焼くとレンガのような茶色(単色)の作品になります。茶一色で焼き味の変化も全くない状態になります。これは七輪窯と炭・鞴(ふいご)で焼きあげた作品です。全体的に灰をかぶり、還元気味に焼けた黒っぽい肌など表情が豊かになります。

耐火粘土烧好后,如果是在电炉烧制一般会变成像砖块一样的茶色(单色)的作品。完全是茶色,完全没有烧味的变化。而用七轮炉和炭、箱烘烤而成的作品。整体上覆盖着灰,有还原的感觉,黝黑的皮肤等表现变得更加丰富。

これは水で急冷した直後に撮影しています。「無釉焼き締め!」といえば響きはかっこいいのですが、要するに何もせず七輪窯に放り込んだ作品です。ただの耐火粘土ではなく「備前だよ!」と言っても私の家人ならば信じてしまうかもしれません。

这是用水紧急冷却后立即拍摄的“无釉烧”。听起来很帅气,其实就是什么都不做就扔进了七轮炉的作品。如果我说这不是普通的耐火粘土而是“备前”,估计我的家人也许会相信。

まとめ/总结

構成としては市販の耐火粘土、市販の七輪、中古の断熱材、ウバメガシの備長炭(白炭)8割・ナラの黒炭2割、鉄製のトング、鉄製のバケツとなります。

所有用到的东西:市贩的耐火粘土、市贩的七轮、二手的绝热材料、备长炭(白炭)8成·黑炭2成、铁制的夹子、铁制的水桶。

窯の使用回数については焼成時間と、七輪の底にたまる自然釉の量に左右されます。

本体が崩れるほど重度の割れが生じる(修復不可)炭の灰で七輪の送風孔がふさがってしまう

軽度のひび割れならば粘土で埋めれば使えます。しかし送風孔が熔けた灰で埋まると使えません。焼成するたびに少しずつ灰(=ガラス)で埋まってきます。使えなくなったら七輪を交換します。

关于窑的使用次数,取决于烧成时间和滴落下来堆在七轮底部的自然釉的量。主体越倒塌就越会产生不可修复的重度裂纹。如果煤灰把七轮风孔堵住了,轻度裂纹的话用粘土填埋就可以了。但是送风孔被熔化的釉、灰埋上的话就不能使用了。每次烧制时都会有一点点被釉灰(=玻璃)掩埋。如果不能用的话就换七轮。

焼成の注意点としては/烧成的注意点

序盤(はじめの60分):急いで温度を上げない。炭は燃えきるくらいで追加する(=酸化状態で温度を上げていく)。鞴は押しと引きを等間隔にして「ボーー・ボーー」と二拍子から「ボー・ボー・ボー・ボー」と四拍子!/初期(开始的60分钟):不要急着提高温度。木炭要在完全燃烧后再追加(=在氧化状态下提高温度)。推拉风箱要等距,开始时采用“呜~~呜~~”的双拍节奏或“呜~呜~呜~呜~”的四拍子!中盤(60分~70分):鞴のペースを上げて「ボー×8回」八拍子!やはり押し引きは等間隔で。色見で温度を推定し、800℃あたりから酸化・還元の調整を行う(=炭の投入方法による調整)。/中期(60分钟~70分钟):提高风箱的速度,采用八拍!依然是等距推拉。通过颜色来推测温度,从800℃左右开始进行氧化、还原的调整(=用炭的投入方法进行调整)。終盤(70分~):黒炭を投入して攻め焚き。灰を巻き上げるなら鞴の押し引きの間隔をせばめて「ボッ・ボッ・ボッ・ボッ」と八拍子。作品の表面を見て釉(今回は炭の灰)の熔け具合を見る。ツヤがあれば熔けていると判断して、そこで引き出すか、もう少し焼くか決める。/最后阶段(70分钟~):投入黑炭进行攻烧。如果想要卷起灰烬,就要缩短风箱拉力的间隔,“噗嗤・噗嗤・噗嗤・噗嗤”地打八拍子。先看作品的表面釉或炭灰的熔化情况。如果有光泽的话就是熔化了,然后再决定是取出还是再烤一下。

このケースでは最終的に1,000℃を超える温度帯まで鞴を吹きます。後半はかなり疲れますし、汗もかくので塩分をしっかり採りましょう。また換気を十分に行える環境で、火消し用の水をしっかり確保します。鞴は押し引きの音を聞くだけにして見ない(=音だけを意識すると等間隔に押し引きできます)、何よりも七輪窯の色見に集中するとよいです。じっくり窯を観察して炎が弱まれば炭の追加タイミングとなります。

这个七轮窑最终会被风箱不停的吹到超过1000℃的温度带。后半段会很累,也会出汗,所以要好好摄取盐分。另外,要在通风好的环境中并备好消防用水。风箱只需要听声音不用盯着看就能控制好等距离推拉,眼睛最主要是盯着七轮窑的火焰色调上。仔细观察炉子如果火焰减弱的时候就是是增加木炭的时机。

左が今回の作品ですが、右は別の方が同じ方法・同じ材料で焼いた作品です。焼き方によってこれだけ表情が違ってきます。左は黒味を帯びて還元気味に焼かれた一方、右の作品は酸化気味に焼かれたのでしょうか。炭の灰が黄色い自然釉となって美しい景色になっています。中盤からの窯の酸素状態(酸化・還元)による差が出ています。

左边是这次的作品,右边是用同样的方法和同样的材料烧制的的作品。根据烤法不同表现也会不同。左边是带着黑色并具有还原感的烧色,右边的作品就像被烧焦了落灰形成黄色的自然釉,形成了美丽的烧色。这是因为烧制中期窑的氧化·还原氛围的差异造成的。

ちなみに右の作品は、私が七輪と鞴焼成をするきっかけになった作品です。はじめは薪窯の灰が飛ぶところに窯詰した作品だと思いました。土味もよくただの耐火粘土とは予想もつきません。焼成も数日かけて焼かれた雰囲気です。それが七輪の窯でしかも短時間で焼けると聞いて正直驚きました。備前の黄ゴマのような景色と渋さに惹かれて「自分も作ってみたい!」と七輪焼成のきっかけになった作品です。

顺便说一下,右边的作品是我接触七轮和风箱烧窑的源起。起初,我觉得这是一部柴窑落灰的作品具有良好的泥土的味,完全难以想象这只是普通的耐火粘土经过几天烤制的。

听说那是七轮窑而且是在短时间内烧制的,老实说我很吃惊。被它备前的黄芝麻般的景色和苦涩所吸引,“我也想试着做一下!”就这样一个作品让我开始接触七轮窑。

さて、引き出しの際の注意点については/抽屉黑时的注意事项是

オレンジ色が7割がた収まる(=全体の温度が下がる)のを待つ/要等到橙色有7成黯淡下来(=整体温度下降)薄いところ(口縁)から一気に水につける/从薄的地方开始一口气浸到水里。

なお、焼成時間は土の性質や作品の厚みによって変えていきます。割れやすい土ならば、焼成時間を延ばしてより緩やかに温度を上げます。厚めの作品でもやはり焼成時間を延ばします。

烧成时间会根据土地的性质和作品的厚度而变化。如果是易碎的土的话,可以延长烧成时间,使温度更缓慢地上升。另外,较厚的作品,烧成时间也要延长。

作品は七輪に収まるサイズであれば、ぐい呑み・小型の花入・茶碗・ジョッキ・小皿などいろいろと挑戦できるでしょう。最終的な温度は1,000℃を超えてきますので施釉作品も十分焼けます。実際に私の知人が作っていますが、匣鉢(さや)など窯道具を使えば灰をかぶらない作品も作れます。

如果作品的尺寸适合七轮的话,可以尝试酒具,小花钵、茶具、水杯、小碟子等各种各样的东西。因为最终温度能超过1000℃,作品可以充分的烧制上釉。实际上这是了解的做法,但是如果使用匣钵等窑具的话,也可以制作不落灰的作品。

七輪の窯では目の前で刻々と焼成状態が変化します。そして小型の窯は外部の温度など環境の変化をダイレクトに受けます。焼きが甘ければ土が締まらず水漏れしますし、短時間で温度を急に上げれば破損もします。「やきもの」を焼き遂げる難しさが詰まっています。こうした難しさ・シビアな状況がある一方、焼きの実際が分かる楽しさと達成感も味わえます。炭に含まれるかすかな湿気や鞴の取手の重さ、噴き出る炎とその色など体験として十分すぎる内容となります。そして比較的お手軽に焼成できる点も、小型の窯ゆえの魅力といえるでしょう。

七轮窑中,烧成状态每时每刻都在发生变化。小型的窑能直接接受外部的温度等环境的变化影响。如果没烧时熟的话,胎土就不会变致密并且会渗水。但是如果在短时间内温度突然升高的话还会造成破损。所以“陶瓷”的烧制充满了难度。烧窑一方面有这样困难和严峻的情况,另一方面也能让人体会到烧制过程的乐趣和成品的成就感。木炭中所含的轻微湿气和风箱把手的重量、焰火的颜色等这一切,作为体验来说都非常丰富。而且,这种相对容易烧制的小型窑的极具吸引力。

更多柴烧•柴窑的种类——16 七輪窯と鞴焼成の実際/七轮窑和风箱的烧窑实操相关信息请关注本站,本文仅仅做为展示!